展覧会京都・鹿ヶ谷
EXHIBITION
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特別展 木島櫻谷 ― 山水夢中―

2022.11.032022.12.18

近代の京都画壇を代表する存在として近年再評価がすすむ日本画家木島櫻谷(1877-1938)。動物画で知られる彼ですが、生涯山水画を描き続けたことも見逃せません。日々でかけた京都近郊から毎年の旅行まで、青年時代に日本各地の風景を写生した成果は、西洋画の空間感覚をも取り入れた近代的で雄大な山水画を切り拓くこととなりました。一方、幼い頃より漢詩に親しみ、また中国や日本の古画を愛した彼は、次第に中華文人の理想世界を日本の風景に移し替えたような、親しみやすい新感覚の山水表現に至ります。 本展では風景スケッチやコレクションした絵画もあわせて紹介、生涯の多彩な山水画を一望しながら、根底にあり続けた心の風景を探ります。 (会期中、大幅な展示替えがあります)

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中国青銅器の時代

2022.11.032022.12.18

住友コレクションと言えば、中国青銅器。 今から3000年以上前の商(殷)の時代から、中国では高度な鋳造技術が発達し、 繊細で複雑な造形の青銅器が数多く生み出されました。 その魅力を様々な角度から、4つの展示室のテーマに沿ってご紹介いたします。 世界有数の呼び声も高い住友コレクションの中国青銅器、 その精緻な美しさに是非触れてみてください。 第一室 青銅器名品選 いにしえの造形美 世界有数の住友コレクションの中国青銅器から貴重かつ造形に優れた名品を厳選してご紹介いたします。 第二室 青銅器の種類・用途 豪華な道具たち 商周時代には高度な鋳造技術によってさまざまな種類の青銅器が作られました。儀礼や祭祀に用いられた青銅器を、種類や用途に分けてご紹介していきます。 第三室テーマ展示 中国古代の説話と文様 中国古代では多くの青銅祭器、青銅鏡が製作されましたが、それらに盛んに施された文様はどのような思想や文化を背景としていたのでしょうか。その手がかりとして、中国古代には同時に数々の説話が遺されており、そこから当時の人々の思想の一端を窺うこともできます。ここでは青銅器・青銅鏡の文様とともに、その背景となった中国古代の説話もあわせてご紹介いたします。 第四室 青銅文化の展開 秦漢時代以降は鏡が盛んに作られるようになり、その一部は日本からも出土しています。鏡を中心に秦漢時代以降の青銅器文化の展開をご紹介します。

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企画展 光陰礼讃 -近代日本最初の洋画コレクション-

2023.03.142023.05.21

住友コレクションの一角を占める近代洋画は、住友吉左衞門友純(春翠)が明治30年(1897)の欧米視察中のパリで印象派の画家モネの油彩画2点を入手した事に始まります。その一方で、同時代のジャン=ポール・ローランスなどフランス・アカデミーの古典派絵画も収集しました。19世紀末のフランス絵画は、印象派の台頭とともに古典的写実派が次第に衰退していく様相を示すことになりますが、春翠が収集した洋画コレクションには同時代の印象派と古典派の作品がともに揃って収集されているところに特徴があります。また、明治維新以降の日本において、住友洋画コレクションは他に先駆けた最初の本格的な洋画コレクションでもありました。 本展は、光を追い求めた印象派と陰影表現による実在感を追求した古典派を「光陰」と捉え、この「光陰」二つの流れから滋養をうけて展開した近代洋画の数々を紹介するものです。

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企画展 歌と物語の絵 -雅やかなやまと絵の世界

2023.06.102023.07.17

和歌や物語などの日本の古典文学は、絵画と深い関わりのなかで生まれ、鑑賞されてきました。歌や物語の世界を絵に表し、また絵から物語や歌が生まれる――その往還のなかで、時とともに世界は広がりまた深まり、日本独特の発展を遂げました。多く平安時代の王朝文化を源として、近代まで描き継がれたそれらは、鮮やかで濃厚な色彩、おおらかなフォルムと繊細な描き込みが特徴的です。人々はそのような絵画を「やまと絵」と呼び、時代ごとの気分を反映しながらも、日本の風土に根ざす穏やかで雅趣に富む表現を継承してきました。 本展では住友コレクションより、江戸時代に描かれた伊勢物語や源氏物語、歌枕の屏風をはじめ、絵巻や扇面など伝統的形式に表現された華麗な作品の数々をご紹介します。

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泉屋ビエンナーレ2023 Re-sonation 響きあう聲Ⅱ

2023.09.092023.10.15

2021年に好評を博した「泉屋ビエンナーレ2021 Re-sonation 響きあう聲」の第二弾。現代鋳金芸術の最先端で活躍する作家11名が、泉屋博古館所蔵の中国古代青銅器にインスピレーションを得て表現する新作を一挙公開。併せて作家の世界観を表す従来作品も展観、古代青銅器の不可思議な魅力と現代作家のイマジネーションのはざまに魅了される特別な体験をぜひ。 **画像は2021年度ビエンナーレ出陳作品です**

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特別展 表具の美 -ある表具師のものがたり(仮)

2023.11.032023.12.10

掛軸、巻物、屏風 -東アジア独自の書画芸術のフォーマットである「表具」。そこには保存管理から装飾・演出まで、さまざまな知恵と美意識が凝縮されています。通常脇役として注目されない表具にスポットをあて、その多彩な展開を紹介、そこにこめられた思いをさぐります。また、表具の仕立てや修理のほかインテリアコーディネータ、芸術文化の先達、趣味の友、作家の仲介者としてなどの表具師の多彩な活動の一例として、住友家15代春翠と井口邨僊の交流をたどります。

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