展覧会京都・鹿ヶ谷
EXHIBITION
開催中

中国青銅器の時代

2023.09.092023.12.10

■2023年度開催期間 3/14~5/21、6/10~7/17、9/9~10/15、11/3~12/10 住友コレクションと言えば、中国青銅器。 今から3000年以上前の殷の時代から、中国では高度な鋳造技術が発達し、 繊細で複雑な造形の青銅器が数多く生み出されました。 その魅力を様々な角度から、4つの展示室のテーマに沿ってご紹介いたします。 世界有数の呼び声も高い住友コレクションの中国青銅器、 その精緻な美しさに是非触れてみてください。 〇第三室特集展示「青銅器になった動物たち」 ---京都市動物園×泉屋博古館--- はるか昔からつづく人と動物のかかわりの歴史のなかで、動物の姿はさまざまなアートのなかに表現されてきました。いまから約三千年前の中国では、高度な鋳造技術が発達し、動物の姿をした青銅器が優れた造形感覚によってつくられています。古代の人々は動物をどのように観察し、どのような思いを込めてその姿を見つめてきたのでしょうか。ともに京都東山の地で活動する泉屋博古館と京都市動物園のコラボレーションにより、動物学×考古学という新しい視点から、その魅力と謎に迫ります。

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泉屋ビエンナーレ2023 Re-sonation ひびきあう聲

2023.09.092023.10.15

2021 年に開催された第 1 回から早や 2 年、泉屋博古館の新たな取り組みである「泉屋ビエンナーレ」は新たな鋳金作家をメンバーに加え、第 2 回を迎えることとなりました。 約 3000 年前の中国古代青銅器からインスピレーションを受け、新進気鋭の鋳金作家 10 名が新作を制作、おなじ展示会場内に陳列することで、時空を超えた対話を体験いただける刺激的な空間を演出いたします。 はるか古代から連綿とつづく鋳金の技術はどこからきて、そしてどこへと向かっていくのか。 ひびきあう聲と聲のなかから生まれる、鋳金芸術の最先端をお見逃しなく。 出陳作家一覧(敬称略・五十音順) 石川 将士 上田 剛 梶浦 聖子 久野 彩子 佐治 真理子 柴田 早穂 杉原 木三 平戸 香菜 三矢 直矢 本山 ひろ子

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特別展 表装の愉しみ -ある表具師のものがたり

2023.11.032023.12.10

掛軸、巻物、屏風 -東アジア独自の書画芸術の形式である「表装」。そこには保存・管理から装飾・演出まで、さまざまな知恵と美意識が凝縮されています。表装の取り合わせの数々は、所蔵者がその作品をどう見ていたか、どう見せたかったかをも伝えるもうひとつの美術史ともいえるでしょう。 本展では当館所蔵の住友コレクションより、通常脇役とされる書画の表装にスポットをあて、その多彩な展開を紹介、そこにこめられた思いをさぐります。また表装の仕立や修理のほか、インテリアデザイナー、作家との仲介役など表具師の多岐にわたる活動を、住友家15代春翠と井口邨僊の交流を例にたどります。

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