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【更新】参加者大募集!「おうこく足跡探訪」プロジェクト
2022.11.29

木島櫻谷が描いた京都の風景を、いっしょに探してみませんか?

【おうこく足跡探訪とは?】
近代の京都画壇を代表する存在として近年再評価がすすむ日本画家木島櫻谷(このしまおうこく・1877~1938)。動物画で知られる彼ですが、生涯山水画を描き続けたことも見逃せません。その豊かな表現の源となったのは膨大な写生でした。櫻谷文庫に伝えられてきた写生帖は600冊余りにのぼります。
「おうこく足跡探訪」プロジェクトでは、木島櫻谷が日々出かけて描いた京都近郊の写生の一部を公開し、その風景がどこなのかみなさんといっしょに探します!写生地の探索をつうじて櫻谷の写生の実態に近づき、また現代の風景との対比から、失われた京都の景観や今なお地域に隠された魅力を掘り起こしましょう。

本プロジェクトは泉屋博古館と櫻谷文庫が進めてきた共同調査の一環です。成果の一部は泉屋博古館で開催の展覧会「特別展 木島櫻谷―山水夢中ー」のなかで公開します。

参加するには

【参加方法】
①泉屋博古館のホームページおよびSNS(※1)で公開中の写生をチェック。
②描かれた風景と手がかりをもとに写生地を推測。現地におもむき、木島櫻谷の写生と同じアングルをめざして(※2)写真撮影!
③いずれかのSNSで写真撮影場所を投稿。ハッシュタグ「#おうこく足跡探訪」をつけて投稿してください。(SNS以外でも受付中!※3)
2023年1月末まで受け付けます★

※1 対象のSNSはTwitter、Instagram、Facebookです。いずれをご利用の際も、ハッシュタグ「#おうこく足跡探訪」を忘れずにつけて投稿してください。
 泉屋博古館SNS
 Twitter: https://twitter.com/senokukyoto
 Instagram: https://www.instagram.com/senokuhakukokanmuseum/
 Facebook: https://ja-jp.facebook.com/SenOkuHakukoKan
※2 写生と同じアングルが見つからなくても構いません!あなたの「足跡探訪」の記録をぜひ共有してください。道中の写真も大歓迎です。
※3 SNS以外にも、以下3種類の方法で受け付けております。
⑴メール添付……写真を添付し、必要事項(下記)を明記のうえ、okoku-2022@sen-oku.or.jp までお送りください。
⑵郵送……写真と必要事項(下記)を封入のうえ、泉屋博古館(〒606-8431 京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24)までお送りください。
⑶泉屋博古館に持参……当館受付まで写真と必要事項(下記)をご持参ください(写真は返却できません)。受付で「おうこく足跡探訪してきました」とお伝えいただきましたら、担当者が確認します。(※開館日のみ

【必要事項】
 ・お名前(本名)
 ・報告書等で公開するお名前(本名または仮名)
 ・ご住所(記念品等の送付先となります)
 ・電話番号
 ・撮影場所の情報(住所や方角など、できるだけ詳細にお知らせください)

★★参加者には、もれなく「オリジナル櫻谷写生バッジ」(非売品)をプレゼント!★★

「櫻谷写生缶バッジ」原画はいずれも木島櫻谷の写生帖(櫻谷文庫蔵)から。(サイズ:44mm×70mm)

参加が困難な方も、リツイートや口コミで本プロジェクトを広めていただけると幸いです。
みなさんが何気なく歩いている道は櫻谷さんが歩いた道かもしれません。

【お気をつけください】
①私有地や立ち入り禁止の場所に入らない。
②危険な場所に近づかない(川、池、ガケなど)
③熱中症や虫さされ、怪我にご注意ください。
④写真を撮るときには他者のプライバシーに充分配慮し、表札やナンバープレートなど個人を特定できるものが写りこまないように注意してください。

みなさんの安全が大事です!無理のない範囲でご協力ください。

京都近郊5エリアの写生を公開中!

「おうこく足跡探訪」では、木島櫻谷が京都近郊を描いた写生を5つのエリアにわけて公開しています。お近くの方、またこれから観光に行くご予定の方は、ぜひ櫻谷が描いた風景を探してみてください!
各エリア名をクリックすると、写生手がかりをご覧いただけます。

〈第1弾〉 加茂川エリア
〈第2弾〉 鞍馬・貴船エリア
〈第3弾〉 鷹峯エリア
〈第4弾〉 嵯峨エリア
〈第5弾〉 八瀬・大原エリア

【締め切り】
★★★2023年1月末まで投稿を募集中です!★★★
締め切り後には最終結果として、みなさまからの情報をもとに作成した「おうこく写生地マップ(仮)」の公開を予定しています。

プロジェクト終了後・・・

本プロジェクトをつうじて明らかになった写生地のうち1か所を選出し、「おうこく足跡探訪写生イベント(仮)」を開催します(2023年春開催予定)。櫻谷がまなざした風景を実際に写生することで、写生帖の魅力を深掘りしてみましょう!詳細は後日お知らせします。

*本プロジェクトは泉屋博古館と櫻谷文庫が進めてきた共同調査の一環として、文化庁令和4年度文化芸術振興費補助金(Innovate MUSEUM)の助成を受けて実施されます。