終了
厳島神社の刀剣-神に捧げた工芸の美-
開催期間
2008.08.092008.09.21
開催場所
泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)

日本三景の一つ安芸の宮島に鎮座する厳島神社には、数多くの文化財が伝えられています。国宝 平家納経をはじめとして、絵画・彫刻・書跡・工芸などの各分野にわたる優れた作品がみられますが、なかでも武家の象徴である刀剣は、宝物のなかでも大きな割合を占めています。これらは平安時代後期から江戸時代に至るまで厳島信仰によって奉納されたものです。とくに厳島神社を深く尊崇した西国の武将達や瀬戸内の諸大名は、様々な願望の成就を祈念して、愛刀を壮麗な拵とともに奉納しています。

今回展観では、厳島神社の御協力のもと、奉納刀の歴史的価値を再認識することを目的として、数多い刀剣のなかから奉納者の明らかな刀剣・槍・薙刀などを厳選いたしました。中国地方の覇者毛利元就・輝元をはじめ、足利尊氏、勝海舟など著名な武将の奉納刀を展示いたします。歴史上重要な役割を果たした武家が、それぞれの思いを込めて奉納した刀剣を心ゆくまでご鑑賞下さい。

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