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仏の形 心の姿 -東アジアの仏教美術-
開催期間
2008.10.042008.12.07
開催場所
泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)

仏教は広範な地域で長い間、熱心に信仰され、多くの芸術作品が制作されました。仏教は今日でも多くの人々を惹きつけていますが、それは仏教美術に魅力的な作品が多数あることにも起因しているのではないでしょうか。
金色に輝く硬質な金銅仏や森厳な中にも自然のぬくもりをのこす木彫仏、仏の教えが凝縮されたかのような荘厳な作りの仏具、あるいは修行の境地を象徴するかのように装飾を抑制した僧具など、仏教の美術は多様でそれぞれに独自の美を見いだすことが出来ます。真摯な信仰心に裏付けされたこれら仏教美術は、信仰を持たない人々にも感動を与える普遍的な芸術作品といえます。

本展では、こうした仏教美術を下記の5つのコーナーに分けて展示します。
1.中国・朝鮮の金銅仏
2.中国・朝鮮・日本の仏具・工芸美術
3.仏舎利容器と仏塔
4.日本、平安から南北朝の木彫仏
5.僧侶の持物
展示品は約50点、館蔵品の他に奈良国立博物館所蔵品も特別に出品して東アジアで興隆した仏教美術の神髄に迫ります。

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