終了
特別展 大阪市立東洋陶磁美術館 安宅コレクション名品選101
開催期間
2023.03.182023.05.21
開催場所
泉屋博古館東京(東京・六本木)

世界有数の東洋陶磁の名品を所蔵する大阪市立東洋陶磁美術館。そのコレクションの中核が「安宅コレクション」です。安宅産業株式会社の会長であった安宅英一氏(あたか・えいいち:1901-1994)が、会社の事業の一環として1951年から25年かけて収集した961件もの名品の数々。その全てを選び抜いた安宅氏の眼は、決して従来の価値観に縛られることのない、ただそこに存在する美を見極めようとするものでした。
ところが、安宅産業の経営破綻によってコレクションは散逸の危機を迎えます。世界に類を見ない貴重なコレクションの行方が案じられる中、大阪を同じく本拠とする住友グループが大阪市に寄贈、美術館の建設に寄与しました。コレクションが安住の地を得て40周年を迎えたことを記念し、「安宅コレクション」から国宝2件、重文11件を含む珠玉の101件をご紹介します。

*安宅コレクション作品の展示替えはありません。(展示替は絵画のみ)
*事前のご来館予約は不要です。
 なお、混雑時には入場制限を行なう場合もございます。

ココがポイント!

本展覧会の開催を記念して発行された図録『大阪市立東洋陶磁美術館 安宅コレクション名品選101』(青幻舎発行・税込2,750円)には、美しい写真や作品解説とともに、散逸危機当時の関係者による対談も収録されています。
ミュージアムショップのほか、一般書店でもお買い求めいただけます。ぜひ展覧会とあわせてお楽しみください。
図録の詳細はこちら(出版社のサイトへ移動します)

主な展示品

インフォメーション

展覧会名
特別展 大阪市立東洋陶磁美術館
安宅コレクション名品選101
会期
2023年3月18日(土)-5月21日(日)
*安宅コレクション作品の展示替えはありません
(展示替は絵画作品のみ)
前期:3月18日(土)-4月16日(日)
後期:4月18日(火)-5月21日(日)
休館日
月曜日
開館時間
午前11時 ~ 午後6時(入館は午後5時30分まで)
*金曜日は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
会場
泉屋博古館東京(東京・六本木)
イベント
*会場:当館講堂
*予約制のイベントは、2月17日(金)午前11時より
ホームページにて受付開始(先着順)
*参加にはすべて入館券が必要です

記念講演会
「大阪市立東洋陶磁美術館と安宅コレクション」
3月18日(土)14時00分~15時00分
講師:守屋 雅史氏(大阪市立東洋陶磁美術館館長)
定員:40名(予約制)

講演会
「安宅コレクション中国陶磁10選」
4月8日(土)14時00分~15時00分
講師:小林 仁氏(大阪市立東洋陶磁美術館学芸課長代理)
定員:40名(予約制)

講演会
「安宅コレクション韓国陶磁10選」
5月13日(土)14時00分~15時00分
講師:鄭 銀珍氏(大阪市立東洋陶磁美術館主任学芸員)
定員:40名(予約制)

レクチャー+対談
「加彩婦女俑の魅力にせまる」
4月9日(日)14時00分~15時30分
講師:小林 仁氏(大阪市立東洋陶磁美術館学芸課長代理)
   坂爪 康太郎氏(陶芸家)
定員:40名(予約制)

当館学芸員によるスライドトーク
3月23日(木)、4月20日(木)、5月11日(木)
各回とも12時15分~12時45分
定員:40名(予約不要・当日11時より整理券配布)

〈アートWith〉レクチャー
「展覧会の歓び、記憶装置としての図録 その存在と深化について」
4月14日(金)17時30分~18時30分
講師:鎌田 恵理子氏(青幻舎 社長付編集委員)
定員:40名(予約制)
聴講料:500円(入館料別)
主催
公益財団法人泉屋博古館
住友グループ各社
大阪市立東洋陶磁美術館
日本経済新聞社
入館料
一般1,200円 高大生800円 中学生以下無料
  • 20名以上は団体割引料金(一般1,000円、高大生700円)
    障がい者手帳等ご呈示の方は無料
お問い合わせ
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