終了
近代洋画と日本画
開催期間
2011.04.232011.06.26
開催場所
泉屋博古館分館

所蔵洋画展(日本・仏蘭西)は、過去に何度か開催されておりますが、その展観内容は、一つに作品そのものを鑑賞する形式を取り、もう一つは洋画と近代日本画を比較対照する形式を取ってきました。後者の場合は、展示室(第一展示室・第二展示室)に作品を分けて展示し、洋画は第一展示室、近代日本画は第二展示室としておりました。

今回展は、画題を大きくテーマ(人物画/山水・風景画/花鳥・静物画)に区分し、人物画は歴史画、風俗画、道釈画、肖像画、裸婦像、山水画は水墨画、青緑山水画に区分、洋画と日本画を並べて展示し、両者の差異、特徴を理解しやすいように構成することを考えます。また、テーマ毎にグループ展示し、画家の個性の相違もご覧いただくようにします。

洋画の写実と円山・四條派の写生、洋画のデフォルメと南画の自由構成など、出来る限りの比較対照の視点を考慮いたします。なお、洋画、日本画の並列展示は初めての試みです。

特別展示といたしまして、板谷波山「葆光彩磁珍果文花瓶」(重要文化財)2年振りに出品しますのでお楽しみ下さい。

*東日本大震災の影響を考慮し、「葆光彩磁珍果文花瓶」の展示は中止いたしました。

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