終了
近代日本画にみる東西画壇 ―東京・京都・大阪の画家たち―
開催期間
2010.07.172010.09.26
開催場所
泉屋博古館分館

東京、京都、大阪の三都は、永い歴史を誇る日本の代表的都市であります。そこに芽生えた文化、藝術には、様々な分野がありますが、日本画もそのひとつであり、わが国の文化、美意識を象徴する高い峰を形成し、それは、現在も持続しているといえます。

藝術を創造する際に重要なことのひとつに、作家独自の個性を発揮する必要性が挙げられますが、それと同時に作家が所属する地域、そこで育まれた都市文化のエッセンスを加味することも大切なことであります。独自の都市文化を形成することと、その地域で作家活動を行なうことは、車の両輪といっても良いでしょう。

事実、この三大都市には、特徴的な文化的雰囲気といったものがあります。すなわち、江戸=東京は粋、京=京都は雅、大坂=大阪は婀娜(あだ)という言葉で象徴される文化的風土を持っているといえるのではないでしょうか。
粋、雅、婀娜の内在させる意味合いは、微妙な差違を持ち、味わいのある陰翳世界を醸し出すともいえましょう。

本展は、東京、京都、大阪を舞台に活躍した狩野芳崖、橋本雅邦、下村観山、平福百穂、森寛齋、富岡鉄齋、望月玉泉、竹内栖鳳、木島桜谷、村田香谷、深田直城、上島鳳山などの画家の作品で構成されます。

この展覧会に関連する
イベント・ラーニング

関連するイベントはありません