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近代工芸の華 明治の七宝 ―世界を魅了した技と美
開催期間
2008.07.192008.09.15
開催場所
泉屋博古館分館

ガラス粉を焼成することによって、装飾工芸の世界に美しい文様を実現させた技法である七宝。日本には中世から近世の遺品が多く伝わりますが、19世紀に尾張の梶常吉により考案された有線七宝の技法により絵画的な表現が可能となり、絢爛豪華な世界へと変貌を遂げました。これらの作品は、欧米諸国に日本の近代工芸が紹介されるとともに絶大な人気を博し、特に万国博覧会などの博覧会には国の威信をかけて当時の七宝技術の最高峰ともいえる作品が出品されました。

本展覧会では、世界屈指の近代七宝コレクションを誇る京都、清水三年坂美術館の作品を中心に世界を魅了した明治の七宝の名品を展示いたします。

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