終了
泉屋博古館分館開館10周年「近代の京焼と京都ゆかりの絵画」
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2012.04.14土2012.06.17日
- 開催場所
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泉屋博古館分館
分館開館10周年の記念展第2弾として、「近代の京焼と京都ゆかりの絵画―受け継がれるみやこの美―」展を開催いたします。
住友コレクションの近代陶磁器には、明治時代から大正時代にかけての京焼作品の優品が見られます。江戸時代中期以降、文人と称する人々を中心に煎茶文化が流行し、幕末期の京焼の製陶家は、文人ネットワークとの繋がりから、煎茶具を多く製作しました。幕末から明治期にかけて活躍した京焼の製陶家も、江戸時代から続く「京のやきもの」としての雅な作品や、文人趣味的な煎茶道具を製作しつつ、新たなやきものの造形を目指し、中国や欧米の陶磁器を京焼に応用していきました。そのような近代という過渡期に活躍した京都の画家と製陶家の作品をご紹介します。
本展では、住友コレクションの中から、現代に受け継がれるみやこの美を、近世から近代の絵画と工芸作品による典雅と清風の空間でお楽しみいただきます。