終了
唐鏡
開催期間
2006.06.032006.07.23
開催場所
泉屋博古館分館

世界帝国といわれた唐王朝は、華麗にして国際性豊かな芸術文化を開花させ、東アジア周辺地域に大きな影響を与えました。日本にも正倉院御物をはじめとする多くの文物がもたらされ、現在に伝わっています。さらに実際の伝来品だけでなく、そこにあらわされた文様モチーフは、次第に日本文化の中に浸透し定着していきました。

このように日本にも強く影響を与えたこの時代の文様モチーフは、その大多数が主要金属工芸品である鏡に表現されています。それらは鏡製作の発達とともに、当時の世相や社会風潮を敏感に反映して、時期によって大きくスタイルを変化させています。

本展覧会では、泉屋博古館蔵品に国内美術館収蔵の名品を加えた約80面を公開し、唐鏡の全貌を文様にスポットをあてながらご紹介いたします。
また、唐鏡の影響を受けて、日本で製作された国宝「瑞花鳳凰八稜鏡(線刻仏諸尊鏡像:平安時代)を特別公開致します。

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