終了
「川端龍子賞展」大賞受賞作品と川端龍子名品との競艶
開催期間
2004.07.242004.09.05
開催場所
泉屋博古館分館

川端龍子は、明治18年和歌山市に生まれ、初め洋画を志して渡米しますが、日本の古名画に感銘し、帰国後、日本画に転じます。

日本美術院(再興院展)に出品、頭角を顕わし、大正6年日本美術院同人となりますが、やがて日本美術院の会風と合わなくなり、昭和3年脱退、翌年に青龍社を創立、『健剛なる藝術の樹立』、『会場藝術主義』を標榜し、青龍社を日本美術院、官展と鼎立する団体にまで独力で育て上げました。

和歌山市は、その龍子を記念・顕彰するために「川端龍子賞展」を昭和61年に創設、本年が栄えある第10回展を迎えたことを記念して「川端龍子賞展」大賞受賞作品を一堂に集め、さらにその企画の基となった龍子の名作を併陳、「川端龍子賞展」の意義を改めて顕彰するとともに、龍子の藝業を再確認するものです。

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