重要文化財の新指定が答申されました(鹿子木孟郎《ノルマンディーの浜》)
2026.03.26
国の文化審議会は、2026 年3月26日に文部科学大臣へ答申を行い、公益財団法人泉屋博古館(泉屋博古館東京)が所蔵する以下の作品1点が、新たに重要文化財に指定される予定となりました。
鹿子木孟郎作品として初の重要文化財指定!

鹿子木孟郎《ノルマンディーの浜》1面
1907(明治40)年 油彩・キャンバス、164.0×219.0㎝
公益財団法人泉屋博古館(泉屋博古館東京収蔵)
《ノルマンディーの浜》は鹿子木孟郎(かのこぎたけしろう、1874~1941)が2度目のフランス留学中の1907(明治40)年に制作されました。本作は1908年春のフランス芸術家協会サロンに入選し、帰国後の第2回文部省美術展覧会にも出品されるなど、留学の総決算として描かれた鹿子木の代表作です。
本作は渡仏留学生によるアカデミスム受容の好例として注目され、鹿子木がフランスで学んだ表現が豊富な資料(下絵や日記等)とともに伝えられている点、また日本における大画面群像表現の最初期の現存作例であり、20世紀初頭の日本における油彩画の展開に大きな役割を果たした点が評価されました。
《ノルマンディーの浜》公開情報
本作品は現在開催中の特別展「生誕151年からの鹿子木孟郎―不倒の油画道」でご覧いただけます。
泉屋博古館東京(東京都港区六本木1-5-1)開催中~2026年4月5日(日)まで
【巡回】岡山県立美術館(岡山県岡山市北区天神町8-48)2026年5月22日(金)~7月5日(日)
*「令和8年 新指定 国宝・重要文化財」展への出展はありません
今回の答申の詳細につきましては、文化庁ホームページ(外部サイトへリンク)をご参照ください。
